セラミックフィルタ評価ボード(15)2006年10月13日 22:25



先日組み立てたCFS455J搭載のフィルタモジュールの波形を撮りました。CFS455Gの時と較べると、帯域外での跳ね返りが気になります。もっともこの跳ね返りは、ムラタのpdfにも標準的な波形の例で描かれていますので、ある意味仕方が無いところかもしれません。アンテナフィルタとしては、スルー、CFS455G、CFS455Jの3段階切替とするつもりです。IC-7800でもルーフィングフィルタは15kHz/6kHz/3kHzですから、短波放送重視の私としては、これでよいと思います。さて、次はいよいよミクサです。

セラミックフィルタ評価ボード(14)2006年10月09日 23:22



本日はCFS455Jを使ったセラミックフィルタユニットを作りました。455Gの時のように手持ちの中からチャンピオンを品定めできればよいのですが、秘蔵の一個ではそれもかないません。後日追加で入手できたらスムーズに交換・比較できるように、フィルタ部はソケット式にしました。もちろんフィルタ専用のソケットがあるわけではありませんので、適当に目に付いた部品で代用です。

ついでに仕上がりも見栄えがよくなるようにグリーンレジストをおごりました。自分自身でする自作ですから、面倒ならやめればいいし、しょせん自己満足の世界です。下の、昨日のデータとはたぶん全然変わらないと思いますが、今後アンテナフィルタの肝心のフィルタモジュールとして使いますので、評価版のままと言うわけにはいかないのでキチンと仕上げたいと思います。あすにでもケースに入れてデータ取りします。

セラミックフィルタ評価ボード(13)2006年10月08日 17:14



土曜日に作ったCFS455G搭載のフィルターモジュールの波形を撮りました。ユニバーサル基板使用と較べて何も変わらないです。再現性が良いと言うべきか、でも情けないです。CFS455Gの波形を撮るついでに、今までの評価ボード(ユニバーサル基板)にCFS455Jを載せて、波形を重ねてみました。CFS455Jの方ではスカートの裾の軽微な跳ね返りがあります。しかしこのCFS455Jは1個しか持っていないので、とっかえひっかえでチャンピオンを選べないのがつらいところです。

CFS455JとCFS455Gの定格は次の通りです。

           [CFS455G]       [CFS455J]
6dB帯域幅      ±4kHz        ±1.5kHz
80dB帯域幅     ±9kHz        ±4.5kHz
挿入損失       6dB           8dB
インピーダンス    2000Ω        2000Ω

セラミックフィルタ評価ボード(12)2006年10月07日 23:46



土曜日午前中から、レジスト、エッチング、マウント、ケーシングまで一気に行いました。基板は大昔に買ったガラエポ t=1.6mm、両面です。評価ボードに使っていたユニバーサル基板より少し小さくなりましたが、まぁよしとします。エッチングは名刺が入っていたプラケースを利用し、片手で妻のドライヤーを持ち、片手でゆさゆさと攪拌に努めました。

グリーンマスクを掛けてかっこよく仕上げたかったのですが、先週買い忘れてしまいましたので、昔よくやった全面ハンダメッキで仕上げました。スルーホールピンも無かったので、これもいい加減に何箇所かでジャンパーを両面ハンダ付けしておきました。基板とケースとは四隅のボルトナットで固定し、そのうち1組のみ金属で、他の3箇所は樹脂製を使いました。BNCコネクタもパネルで絶縁されるタイプを使い、基板上でグラウンドに落としました。IFTやセラフィルの近くに合計4個ある黒い部品は、パソコン関係でよく使うジャンパーコネクタです。このコネクタ部を取り外して、ヘッダー部にスペアナをあてればIFTの455kHzが容易に調整できます。

セラミックフィルタ評価ボード(11)2006年10月05日 23:17



このところ半期決算で帰宅が遅く、体もへとへとでblogの更新もままならない状態です。スペアナのお掃除をしてから一度も写真を撮っていなかったので、セラミックフィルタの評価ボードをネタに一枚。
せっかくなのでCFS455G 5個の手持ちを順番に測定してみました。結果として今までチャンピオンだと信じて疑わなかったサンプルが落ち、他のものが新チャンプになりました。

新しいボードを本日から起こし始めました。三連休の間にエッチングからマウントまで一気にやりたいです。

セラミックフィルタ評価ボード(10)2006年09月30日 23:05



昨日から子供が熱を出していたので、ハゼ釣りはお休みです。
フェライトコアのお遊びをしだすと、私の頭もオーバーヒートを起こしそうになりましたので、午前中はスペアナの管面を清掃しました。中古で手に入れて今まで、左上と右下の曇りがず~っと気になっていました。もしかしたら管がピンボケしているのではなくて汚れているだけ?と疑いながら、カバーとレンズを外すとビンゴでした。頑固な汚れをキッチンでゴシゴシしたらとってもクリ~ンになりました。るんるんです。

午後からは写真のセラミックフィルタユニットの図面を書いてみました。それに先立って、07M450を単体で、スペアナを見ながら調整したら今まで随分455kHzを外していたことに気が付きました。ユニット内の2個ともベストに調整しましたが、調整しなくてもユニットトータルの波形としてはさほど変わるものではありませんでした。

プリント基板の自作は随分遠ざかっていますので、うまく作れるかどうか不安です。

セラミックフィルタ評価ボード(9)2006年09月02日 22:20



FCZの特殊コイルに、今回使った10M455と並んで07M450という商品があります。これは10M455よりも一回り小さな7mm角のシールドケースに入っており、同社のホームページ説明文には「セラミックフィルタフォロー用、普通の455用としてもOK」と書かれています。コイルデータから、同調側を2kΩのセラミックフィルタ側とすると、リンクコイル側は計算により36.6Ωとなります。10M455ではとんでもない値になっていましたので、本日はこの07M450にIFTを換装して実験してみました。

結果は写真のとおりで、大変FBな波形が得られました。

muRata CFS455G 15pole high selectivity type
中心周波数:455.23kHz
6dB ±4kHz(5.46kHz)  かっこ内は実測値
80dB ±9kHz(7.37kHz)  かっこ内は実測値
挿入損失:-6dB(-3.7dB) かっこ内は実測値
帯域外減衰量:91.9dB(462.25kHz)、90.7dB(445.25kHz)

まだインピーダンスマッチングの追い込みが足りないのと、基板がユニバーサル基板で、IFTも空中配線なので、そのあたりをシッカリとすればあと5dB以上の積み増しも夢ではなさそうです。セラミックフィルタ評価ボードシリーズはひと通りの成果が上がりましたので、ひとまずこれで終了とします。アンテナフィルタの構成品として次のテーマはミクサかポストアンプなのですが、手持ちの測定器の関係で準備に時間がかかるかもです。

セラミックフィルタ評価ボード(8)2006年09月01日 23:31



妻が1階のリビングでテレビドラマを見ていることをよいことに、手早く波形を確認して見ました。パスバンド内のリップルの少なさはこれまでで最高でしたし、スカートの裾も左右バランスよくなりました。

しかし、通過損失と帯域外減衰量が大幅に後退してしまいました。抵抗をパラに入れてインピーダンスマッチングを取るのがまずかったのか、他に要因があったのか、またしばらく腕組みして考えることにします。

セラミックフィルタ評価ボード(7)2006年08月31日 23:33



今日のBLOGはやけに重たいので、写真は後日貼り付けることにして、本日は文章のみです。いま実験に使っているIFTですが、FCZの10M455だと思いますが、FCZのホームページを見ても字がつぶれて規格がよく読み取れません。それで困っていたらハッキリと読み取れるサイトがありまして、ここなんですがようやく計算に必要なコイルデータが判明しました。

それで電卓片手にポチポチやってみたら、随分とインピーダンスを外していることに気が付きまして、それならばと早速パラに抵抗を入れてみました。こんな時間からがたがたすると家族に申し訳ないので、計測は明日帰宅後に行います。普通にTrやFETの出力で受けていれば違ってくるのでしょうが、あくまでも評価ボードなので50Ωで入れて、50Ωで吐き出すことにこだわったのがいけなかったかもです。

セラミックフィルタ評価ボード(6)2006年08月29日 23:52



今日はグラウンドの強化と手直しを少しと、IFTをグリグリしてみました。昨日出ていたスカートのすその変な跳ね返りはかなり少なくなりました。しかしパスバンド内のリップルは強烈なままです。これはIFTとの相性とかなのでしょうか?

今日得られた波形でざっとデータを取ってみました。
-6dB帯域幅:8.000kHz←偶然! 仕様値:±4kHz
-60dB帯域幅:13.84kHz
シェイプファクタ:1.73
上側ボトム:-93.3dB(463.0374kHz)、下側ボトム:-97.0dB(447.8374kHz)

思ったよりも早く、帯域外減衰量が-100dBに近づきました。しかし、このリップルはなんとかしないと聞くに堪えられない音になるかも。もう少しIFTの調整の仕方とか、IFTの選定の仕方、あるいは特性を補完させるためのL,C,Rなど考えないとダメですね。